三月類がブログするんじゃないかな

ボードゲームのドミニオンについて真面目に適当に語る可能性

ドミニオンでカードになるものの傾向についての調査

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<人が描かれたカードと建造物が描かれたカード、どちらが多いと思う?

始めに

notwen.hatenablog.com
これを見てドミニオンでやりたくなった。
上のブログで触れられている二つのゲームとは世界観があまりに通っていないため比べることはできませんが比べる必要はありません。
ただドミニオンのカードにどんな傾向があるのか確かめたいだけだ。

調査対象

基本陰謀の2版を含めた帝国までのカードとすべてのプロモーションカード、名前が違えば別の種類のカードとした全386種類のカード。
ランダマイザ用の騎士やパトリキ/エンポリウムのようなゲーム中には使われないカードは除外している。

分類

カードに描かれているものを5つに分類した。

カード名によって人、施設、生物、物、動作の5つに分類した。分類基準を下記に示す。また、判断に迷った場合は絵を見て判断した。

その通り人が描かれたカードである。カード名は基本的に職業(鍛冶屋、金貸しなど)や地位(男爵、伯爵など)、個人名(騎士10名)になる。
絵ではなくカード名で分類しているため、たとえおっさんがでかでかと描かれていようと祝祭はここに含まれていない。
人型をしていれば人と含めている。つまり人外の可能性は否定できないものの魔女達は人としている。巨人も人だ文句あるか!

施設

基準としては人ではなく、手で持ち運べないもの、一時的なものでもなく、動作をあらわしているものでもない、そういったものが施設に分類される。
人工物か天然物(島、峠など)かは関係なく、動くものでも(海賊船、死の荷車など)も施設に含まれている。

生物

人間ではない生き物がカード名になっているものである。分かりやすい例はネズミである。他にも架空の生物(使い魔、橋の下のトロルなど)や中には生きているのか怪しいもの(ゴーレムなど)も含まれている。

手で持ち運べるものを中心としてここに分類されている。中には持ち運べるか怪しいもの(呪い、不正利得など)も含まれている。基本的には小さいか形がなく、かつ何かの動作を表していないものだ。

動作

形がなく、何かの動きを示しているものがここに分類される。改築や投機などがわかりやすい例だろう。形があっても一時的なものもここに含まれる。祝祭や品評会などがその例である。

判断に迷わされたもの

呪い、失われた技術

意外にもドミニオンの中で動作も物体も伴わない概念を示すカード名は呪いと失われた技術しかない。不正利得や元手、大金なども動作を持たないがこれらはお金を想像できるため物として分類するのは容易だった。この二つだけはまさに影も形もないのだ。新たに分類を作ってもよいのではないかと考えたが結局物に含めることにした。

見張り

人に入れるか施設に入れるか迷った。英語のLookoutには意味として監視台も監視人も兼ねているためである。結果的に人に入っている。

死の荷車、御料車、投石器

車関係は施設にするか物にするか迷った。手で持ち運べないということにして施設に加えている。

巨人

人か生物かで迷った。しかし絵を見ても比較対象のヤギがいない限りヒト・ソ・ノモノだったので人とした。ぶっちゃけ巨人という割には絵に巨人感足りないと思わない?

説明が必要そうなもの

移動動物園、移動遊園地

形があっても一時的なものという動作の分類に含めそうだが、移動動物園は例え移動中でも形があるため両者ともに施設とした。哲学的な問題になるのでこれ以上深く追求しないでほしい。

ワイルドハント

これか人間の狩りの集団でもなければ狩りをする動作をあらわすものではない。Wild huntとはヨーロッパの伝承であり、諸説あるが幽霊による狩人たちである。
人ではないし動作でもない。よって生物である。幽霊だけど

結果

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考察

意外にも人と施設の比率はほぼ1:1。その辺バランスがいいんですね。各拡張毎で見ると容易に想像できると思いますがギルドは人ばかりです。暗黒時代も騎士をはじめとして人の比率が高いです。
一方帝国は施設ばかりです。城が存在するのと、この分類ではランドマークはすべて施設扱いになったためです。
繁栄は人の比率が低いです。司教、大衆、香具師、ならず者、行商人しかいません。繁栄を示すのは人のなり振る舞いより物や施設ということですね。
イベントカードは冒険、帝国、プロモともに動作が中心になりました。例外は偵察隊、移動遊園地、渡し船、使節団、意外な授かり物、海路、失われた技術くらいです。
あとの拡張によって増えていく分類というのはイベントカード由来の動作以外特になく、各拡張のテーマが最も影響を与えているのかもしれません。

なお、区別の仕方などに異議を唱える方へ耳は貸しません。これは自分だけの解釈です。異論があればそれはそれで作るべきだ。面白いと思うから。

男女比

皆さんお待ちかね(?)のカードの絵の男女比調査だ。こちらは絵で判断しているので上の分類では施設とかになってたりしても数えている。
しかし男か女か区別するにか色々悩ましい点がある。

調査対象

基本陰謀の2版を含めた帝国までのカードとすべてのプロモーションカード、名前が違えば別の種類のカードとした全386種類のカードの中から人が描かれていると判断された全275種類のカード。
ランダマイザ用の騎士やパトリキ/エンポリウムのようなゲーム中には使われないカードは除外している。

分類

男、女、男女とした。
男と女については説明はいらないだろう。
男女については両方が描かれている(と推定される)ものがこの分類に入る。

お詫び

性別に関しては完全に独断と偏見です。特にこの手の問題は人によってデリケートなところに触れる可能性もありますがご了承ください。

判断に迷わされたもの

性別がわかりにくい人たち

念視の泉、支配、採集者辺りは男とも女ともとれる。特に後ろ向かれたりしてちょっと髪が長かったりすると本当に困る、村の事だよ!お客様の中に公爵夫人の子供の性別がわかる人はいませんかー!

小さくてほぼシルエットにしか見えない

秘密の部屋、隊商など、注視すると灯台にも人が描かれている。公共広場とかただの線じゃん!停泊所には人が描かれていないんだ!きーっと描かれていない!一番手前の船に二人の人のようなものがある気がするが描かれてないものとするんだ!

体の一部しか映っていない

交易とか。大金なんかも足しか映ってない。でも大金って剣闘士(男)の続きみたいなものだし…いや、なぜ別のカードに時間の連続性を見いだせるのか?なぜ人は同じ山のカードだからというだけで繋がりを感じるのか?うーん哲学!

結果

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男 …65.8%
女 …18.6%
男女…15.6%
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考察

やっぱり男臭いゲームですね…。男率ハースストーンを上回っているんですがそれは。シャドウバースを見習えばプレイ人口増えるんですかね?
あまりにも男男すぎて女性が描かれた絵が出てくると興奮するレベル。農村とか交易人は人が3人も描かれているのに全部女性で感動する。結婚式とか最強。ハーレムは…うん、そうだね、ハーレムだね。
あとの拡張になるにつれ女性が増えていく印象。やっぱりそっちのほうが売れるんですかね?特に基本2版の新カードとか7枚中5枚女性の絵ですし。
ちなみに一番男の世界拡張は陰謀と海辺。前者は中庭と願いの井戸とハーレム、後者は探検家と原住民の村と海の妖婆にしか女性が描かれていないとかいうマッチョ仕様。カード枚数が少ない錬金術ですら支配と念視の泉を女性として大学に女性が描かれているとしたら薬草商を加えて4種類あるんだよなあ。大学はこじつけに思われるかもしれませんがそれすらできないんですよ陰謀と海辺では!
逆に最も女性比率の高い拡張は収穫祭。なんと女性が描かれたカードのほうが男より1枚多い。収穫祭始まったな。

最後に

この記事を書くために作ったエクセル
どのカードをどう解釈したのか知りたい人向け。
Dropbox - ドミニオンでカードになるものの傾向についての調査.xlsx

じゃあね