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三月類がブログするんじゃないかな

ボードゲームのドミニオンについて真面目に適当に語る可能性

不正利得場のガイドライン

Ill-Gotten Gains
久しぶりです、継続してこのブログを見てかつチェックしている人などいないと自覚していますが

今回題材にするのは不正利得、どんなに実力に差があっても5金をたくさん出したほうが勝つ。正直このカードがある場なんかやりたくないし作って欲しくなかったカード第二位に輝いてる(一位は詐欺師)。

まあ逆に言えば仮にstefさんだろうがこのカードがある場では初めて一週間の人でも容易に勝てる可能性があるので是非とも使い方はマスターしておくべきです、難しいカードじゃないし。簡単なカードだからここまで困っているわけです。

その強さ

このカードの強さはとにかく早さです。5金出るだけで呪いが撒ける、まあ考えてみてください。
デッキが一周する間に何回5金が出ると思いますか?
そしてデッキが一周する間にデッキに1枚しか入れていない魔女を何回使えますか?(申し訳ないがここで玉座の間や宮廷などと言い出さないで欲しい)

この二つの数字を比べれば不正利得のほうが早いのは想像しやすいでしょう?しかも不正利得自体が2金出るカードなので買えば買うほど5金が出る仕様。


そして不正利得の最も特徴的な点は

不正利得がサプライからなくなる=呪いもなくなる→2山切れ

ゲームが終わるタイミングまで加速します。他の呪い撒きならば呪いが尽きてからスタートみたいなところがありますが不正利得は呪いが尽きれば終盤です。序盤は不正利得買って中盤というものは存在しなくて終盤は公領を買うだけ、どこに工夫の余地があるのでしょうか?

不正利得があるときあなたがするべき行動

1、2T目

3-4ならば銀貨と+2コインがでるアクション。民兵や巾着切りがあって先手ならばガッツポーズをしましょう。逆に後手なら思いっきり顔を歪ませながら「沈め…!沈め…!」と相手に念を送っていきましょう。私はしません。

特に重要な3、4コストのカード

ここでは不正利得と相性の良いカードを上げています。つまり不正利得がある場で採集者は優先して取るカードですが不正利得と相性が良いから買うわけではないのでここでは挙げません。
民兵
最も基本的なハンデス、呪い場ではハンデスの脅威は通常より小さいとはいえ2週目はよく刺さる。
・巾着切り
民兵よりこっち優先、呪い場でより強力になるうえ、不正利得の効果で終盤まで腐ることはない。ちなみに巾着切りがあるからと言って5金出せるのに不正利得で銅貨を取らないとかはないよ。
・鍛冶屋
ドローは正義
・記念碑
属州場より1点の価値が高い。ちなみに司教だと相手が呪いを廃棄するため何で不正利得買ってるかよくわからなくなります。司教買うのはやめましょう。
・隠遁者
銀貨獲得、呪いも廃棄、終盤は狂人で属州購入チャンス、しかし初手で取ると5金が出にくくなるジレンマ。まあ隠遁者があれば不正利得はついでみたいなものになるので問題ないです。
・よろずや
普通にステロができる。属州切れで終わる可能性は低いが…。そううまく呪いは廃棄できないが銀貨でごり押しできる。
・馬商人
5金が出る確率は銀貨より高い。
・襲撃者
不正利得の枚数で負ける可能性は上がるが公領の枚数で勝ちやすくなる。略奪品は属州購入にも一役買ってくれるだろう。
・密輸人ある
腐ることはほぼない。強いて言うなら密輸人を使ったターンに何も購入できないことがある。時期を見計らって2枚目を入れよう。
・道具
大きい停泊所、弱いわけない。

占い師や宰相系のような2金出るアクションカードを挙げてませんが多くてきりがないうえ似たり寄ったりなので割愛させてもらいます。たとえ木こりでも1枚だけならほぼ銀貨の上位互換です。

5-2ならば5コインは不正利得確定で2コインは評価表を作ってみました
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評価の見方
A:買え、とりあえず買え
B:まあ買っても悪いことにはならない
C:3コスト以上も含めて他にめぼしいのがなかったりコンボが考えられるならば、基本は買わない
D:買うな、ありえん

初手不正利得について

初手不正利得の強さはよく取り上げられるのでここでも書いておきます。先手なら2T目以内に、後手なら1T以内に不正利得を買えば相手のデッキの2週目から呪いが混入することになりスタートダッシュを大きく阻むことができます。
このプレイはどんなサプライでも通用します。たとえ圧縮が強くても圧縮カードが来ないようにできるのですから。

3T以降から不正利得を4枚とるまでの動き

11金以上:植民地
8金以上:属州
5金以上:不正利得
3金以上:銀貨
が基本方針です(上の行が優先する行動)。4Tまでなら6金以上:金貨もありです。ただしその時点で不正利得の枚数で負けているなら(=相手の呪いが少ないなら)不正利得を優先したほうが悪いようにはならないと思います。

不正利得より優先すべき5コスト以上のカード

ここでは不正利得と相性の良いカードを上げていきます。つまり不正利得より屑屋は優先するべきですが不正利得と相性が良いから買うわけではないのでここでは挙げません。
・(呪い撒き以外の)アタック付きドローカード
5金を出すために優秀なドローカードというだけでなくアタックにもなるので相手の手を遅らせながら自分が加速できます。これは1回の不正利得をパスした遅れを十二分に取り返すことができます。最初の5金で買う1枚だけで十分です。
・肉屋
ドミニオン最強クラスのカード。出力の安定化、不正利得の空廃棄、または公領、属州に変換と選択肢が大量に増えます。2枚入れてもいいでしょう。ただしたとえ肉屋でも初手で買えるなら不正利得を優先することをお勧めします。
・建て直し
点数差があまり開かないので2点3点増やせると結構優位に戦えます。ただし5金が出にくくなるほか、勝利点買う暇が終盤までないので避難所場では買わなくていいかなと思います。
・大使館
相手に銀貨を渡すのはかなり痛いですが属州にアクセスしやすくなるのが最大の利点です。ちなみに大使館ステロは不正利得に分が悪いのでやらないように。
・伯爵
4Tまでに買えるのなら良い選択肢です。圧縮はあんまり使わないかもしれませんが(強いコンボが可能ならこの限りではない)3コイン、公領獲得は強い。銅貨獲得もそれほどデメリットではないので山札に戻すよりは銅貨獲得したほうがいいと思います。思ったけど4Tまでに5金すら出なかったらまず負けですね。
・一部の騎士
具体的にはデストリー(2ドロー)とシルビア(2金)とアンナ(圧縮)くらい。その時点で不正利得の枚数で勝っているなら。公領破壊出来れば勝ち。銀貨不正利得を2,3枚廃棄できればかなり有利。アタックを回避できる方法があるなら買わないほうが良い。ちなみに盗賊はシルビアに似てますが取るなら廃棄置き場から不正利得を取る可能性(不正利得と呪いの山切れタイミングがずれる)を考慮しましょう。
・祭壇
呪いを廃棄しながら不正利得、公領獲得!
・ならず者
ハンデスも強いし点数差が開きにくいので積極的に銅貨を買って点数を稼いでいっても大丈夫です。2枚入れるのもあり。
・拡張
不正利得が属州に。

ほか初手で買う必要はないが途中で入れると仕事するカード

・倉庫
捨てるカードには困らない。2,3枚が限界。入れすぎないように。
・祝宴
5コストがとにかくほしいのだから4コインならこれを積極的に買っていってもよい。ただしもちろん事故しないように考慮する必要はある。
・改築
不正利得の空廃棄、銀貨を不正利得や公領に。
・引揚水夫
不正利得の空廃棄、属州への足掛かりに
・死の荷車
買うタイミングさえ誤らなければ属州に化けるはず…。
・庭園
別ゲー、難易度が一気に上がる。とりあえず不正利得で積極的に銅貨取っていこうな。
・複製
強いのは間違いないが難しい。基本的に密輸人と同じ挙動を取れるが…。
・変容
不正利得の空廃棄、または金貨、公領に変換。屋敷も銀貨にできる。呪いも銅貨になる。リザーブゆえの使用回数の少なさが難しい。うまく使いこなせよ。

不正利得を4枚獲得して以降

5金以上は不正利得ではなく公領を買います。理由としては不正利得を4-6で分けても公領を5-3で分けられたほうが点数差で勝てるからです。
その理屈であればより公領に重きを置いたほうがよくみえますが、相手に不正利得を与えすぎると素で属州を買ってきます。自分の金量が足りなくなってしまう危険も考えれば不正利得を4枚は確保すべきです。

いつも強いって訳ではない

不正利得はどちらかと言うと対抗できるカードが少なく環境を支配しがちなカードです。しかし全くないというわけでもなく例えば強圧縮できるカードには分が悪いです。礼拝堂、執事、再建、一度に2枚以上廃棄できるカードや+アクションのついた採集者、屑屋など。ただし廃棄するカードを自由に選べない伯爵、医者では対抗するのは難しい。
あとは不正利得の枚数≠呪いの枚数に出来るカードですかね、別の呪い撒きとか泥棒とか。呪いが先に尽きれば不正利得を買う人はいなくなるので2山切れは防げます。
あとは望楼と交易人、特に交易人は前述の不正利得と呪いの枚数を狂わせるカードなので効果は抜群です。
この手のカードがあるときは不正利得を買うのは初手以外では避けましょう。

魔女など別の呪い撒きが存在するとき。

魔女を買ってもいいですが不正利得も買います。呪いを撒くスピードが速まるし不正利得自体銀貨みたいなものなので特にデッキのマイナスにはならないからです。そうすると呪いのほうが先に切れて不正利得買う奴なんていねーよ!となるので必然的に3山切れが遠くなります。そのため勝利点を買うのを遅らせ、金貨銀貨でデッキのパワーを強化していくことが重要になります。だから普通の呪い場とあんまり差がありません。差があるとするなら魔女よりも辺境伯とか幽霊船のほうが優先されます。

呪い撒きの評価(上から順)

・予言者
金貨獲得はえらい。相手のデッキも通常より弱いのでデメリットも少し小さくなる。
・拷問人
3ドローハンデス、これ呪い撒きの内に入らないんじゃない?
=====ほかの有力5コストより優先できる壁=====
・沼の妖婆
3コインは属州に届きやすくなるのが良い。
・魔女
まあ2ドローだし。これよりドローできるカードがないなら。
・詐欺師
2コイン、これも呪い撒きに入らない気がするぞ。不正利得を会計所にすり替えたりしないように。
=====めぼしいものがなければ買う壁=====
香具師
2コイン、アタックにはあんまり期待できない。銅貨を渡すのもたいしたことないため。
・巨人
5コインは強いが…難しいな。
・魔女娘
捨てるカードには困らないだろうが積極的に欲しいものでもない。
=====ぎりぎり買う余地がある壁=====
・使い魔
購入の手間とメリットの少なさから買わないほうが良い。
・海の妖婆
自分に+要素がないため弱すぎる。
=====買ってはならない=====

不正利得は速さの引き換えに購入権を犠牲にするため呪いをうまく捌かれるとかなり不利になります。不正利得は弱い銀貨でしかなくお金ステロにすら劣るデッキになってしまいます。圧縮がないことを確認してから良い不正利得ライフをお楽しみください。

まとめ

これが不正利得場での最善の動きだと私は考えます。重要なポイントは

  1. 圧縮の有無の確認
  2. とにかく5金出すことを目指す
  3. 不正利得以外にも強いアクションがあるなら先にそちらを取る
  4. 不正利得は4枚とればOK


あとは引きだな。